1冊目は 以前(懐かしい1枚の写真)に書きましたあきちゃんこと、秋月里見さんがヘアメイクをしています
そうとは知らずに 夏の単衣着物を縫ってみようと思い立って DVDが付いていて細かいところの解説もわかりやすく
実際に出来上がりの着物を見ながら (何度も解きながらですが・・・汗!!)なんとか4枚ほど縫っているうちに
ようやく傾向と対策が見えてきました。そして縫ったのが縮みのピンクの着物。麻はシワになりやすいですがそれも
また朝の持ち味・・・あんまり気になる場合は霧吹きでちゃ〜っとシワを飛ばす、なんて、モノの本には書いてます。
縫う前にお風呂でぬるま湯に通してある程度縮めてから縫いました。こうしておくと自分で洗濯も出来るので重宝な着物です。
紺色の夏お召しに結んでいる作り帯は 藍染の絹紅梅。少し高級な布なので少し腕が慣れてから 単衣にチャレンジしました。確かにタテ糸ヨコ糸の格子の高ばい、が肌にくっつかないので夏着物 としては優秀でさらっと気持ちが良いものですね。
藍は体に良いそうで虫もよらず、藍の愛があなたを悪い虫??から守ってくれたりしてね。
その余り布をじ〜〜〜っと 眺めていたら作り帯、ってのはどうだろう?と閃きました。
少しの布で見えるところは絹紅梅で、見えない重ね部分は似たような色目のやはり余り布で・・・。
学生時代、浴衣を縫った経験がありませんか?
あなたではなくお母さんが縫った??そんな方もやる気が出たらきっと大丈夫ですよ。イメージできたら何回でもチャレンジ。
ちなみに仕事の合間に縫っていたら途中で忘れるので 身幅を間違えてうんと太っても着れるサイズになったのですがまあ、いいじゃないの。暇ができて気が向いたときに直せば、ね。
自分の頃は、案外ゆる〜〜いクミさんでした。
お次はこちら檀さんの素敵な着物姿に内容がてんこ盛り!!
写真も綺麗。おそらくヘアは女優さんのアップスタイルをたくさん 手がけていた頃の IKKOちゃんが担当しているページもありそうです。ヘアも着物も上等。ページをめくるたびにあまりにも奥が深いので・・・いっぺんに理解するには無理。
好きな食べ物を後からゆっくりいただくようなもので、この本は時をかけて味わいながら・・・そしてときに唸りながら??
そうやって大切にしています。
ご参考まで* はじめての和裁 DVDつき手習い帖 永岡書店 ¥1800
檀流きもの巡礼 守りたい日本の手仕事 世界文化社¥2500